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フィールドワーク編(人間の安全保障)2016.03.09

「人間の安全保障フィールドワーク」レポート第4回

福島県飯舘村を訪問。エコビレッジ等を視察
人権問題 Bグループ
坂本華澄、笠原容、三岡夏美、佐々木一徳

「人間の安全保障フィールドワーク」レポートの第4回は、福島県飯館村です。
フィールドワークの人権(難民問題)グループは、福島県飯舘村を訪問し、エコビレッジ、特定非営利活動法人シャローム、チャンネルスクエア等を視察しました。

フィールドワークの内容について教えてください。

私たちは、東日本大震災において被災をした福島県飯舘村を中心にフィールドワークを行いました。現地へ赴くことによって国内避難民の現状を知るためです。被災をされた方に直接お話を聞き、当時や現在の生活状況を教えていただいたり、放射能汚染によって帰還困難区域となった富岡町や津波の被害が今もなお残る住宅の様子を目の当たりにしました。町はそのまま残っているのに誰も人がいない、汚染土が入ったフレコンバックが大量に立ち並ぶ様子は異様で、3.11のあの時から生気が消え、時間の経過とただ機械的な作業が行われてきたという冷たさを感じました。

しかし、その中で復興のため尽力する方々からもお話を聞くことができ、現実と向き合いながらも希望ある未来を目指して活動している姿勢に胸を打たれるとともに、現地に住んでいない私たちが今、できることは何かと考えさせられるよい機会とすることができました。

フィールドワークで得たこと、感想について聞かせてください。

フィールドワークを行って、福島の現状について何も知らなかったことを思い知りました。また、現地に暮らす被災者の方々の痛切な思いを聞くことでしかわからないものがあるとも感じました。

今回のフィールドワークで学んだ一番大きなことは「震災はまだ終わっていない」ということ。私たちが実際に見た現状も、被災者の方の心も震災がいまだ終わっていないということを物語っていました。耳を傾けると被災地の方、一人ひとりに異なった悩みや心境があって、それを一つひとつケアしていくことの難しさも感じるとともに、今なお残る原発問題、そして再び稼動し始めている原発への関心もいっそう強くなりました。

様々な情報や状況、そして心情が複雑化するなかで、私たちが忘れてはいけないのは考え続けること、そして学び続けることではないでしょうか。今回、感じたことを忘れず、日々の学びへの姿勢につなげていきます。

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